サブネット計算機

IPアドレスとCIDR(プレフィックス長)を入力すると、ネットワークアドレス・ブロードキャストアドレス・使用可能なホスト範囲・サブネットマスクをまとめて計算します。必要な台数から、収容できる最小のプレフィックスを求めることもできます。

ネットワークアドレス
192.168.1.0
ブロードキャストアドレス
192.168.1.255
使用可能なホスト範囲
192.168.1.1 - 192.168.1.254
利用可能ホスト数
254 台
サブネットマスク
255.255.255.0
ワイルドカードマスク
0.0.0.255
ブロックサイズ
1(第3オクテット、256 − 255)
前のサブネット
192.168.0.0/24
次のサブネット
192.168.2.0/24

2進数表示

IPアドレス
11000000.10101000.00000001.00001010
サブネットマスク
11111111.11111111.11111111.00000000
ネットワークアドレス
11000000.10101000.00000001.00000000

太字がネットワーク部(24ビット)、薄い文字がホスト部(8ビット)です。

必要な台数からプレフィックスを求める

収容できる最小のサブネット
/26
サブネットマスク
255.255.255.192
利用可能ホスト数
62 台(余裕 12 台)

ネットワークアドレスとブロードキャストアドレスを除いた台数で判定しています。ポイントツーポイント回線用の/31と、単一ホストの/32は候補に含めません。

計算結果の見方

  • ネットワークアドレス:そのサブネット全体を指すアドレスで、ホストには割り当てられません。サブネットの先頭になります
  • ブロードキャストアドレス:サブネット内の全ホストに一斉送信するための特別なアドレスで、こちらもホストには割り当てられません
  • 使用可能なホスト範囲:実際に機器へ割り当てられるIPアドレスの範囲です。ネットワークアドレスとブロードキャストアドレスを除いた区間になります
  • サブネットマスク・ワイルドカードマスク:サブネットマスクはネットワーク部とホスト部の境界を表し、ワイルドカードマスクはその反転値です。Cisco機器のACL設定などではワイルドカードマスクを使う場面があります
  • ブロックサイズ・前後のサブネット:ブロックサイズは、サブネットの境目になるオクテットの値がいくつずつ増えるかを表す数で、「256 − サブネットマスクの該当オクテットの値」で求められます。/26ならマスクの第4オクテットが192なので64で、サブネットは0・64・128・192から始まります。/24のように境目がオクテットの区切りに一致する場合は1で、第3オクテットが1ずつ増えます。前のサブネット・次のサブネットは、同じ大きさで隣り合うサブネットです
  • 2進数表示:IPアドレス・サブネットマスク・ネットワークアドレスを2進数で並べて表示します。サブネットマスクの1が並ぶ部分がネットワーク部、0が並ぶ部分がホスト部です。ネットワークアドレスは、IPアドレスのホスト部をすべて0にした値になります

CIDR・サブネットマスク早見表

/0〜/32のCIDR表記と、サブネットマスク・ワイルドカードマスク・アドレス数・利用可能ホスト数の対応表です。

CIDRサブネットマスクワイルドカードマスクアドレス数利用可能ホスト数
/00.0.0.0255.255.255.2554,294,967,2964,294,967,294
/1128.0.0.0127.255.255.2552,147,483,6482,147,483,646
/2192.0.0.063.255.255.2551,073,741,8241,073,741,822
/3224.0.0.031.255.255.255536,870,912536,870,910
/4240.0.0.015.255.255.255268,435,456268,435,454
/5248.0.0.07.255.255.255134,217,728134,217,726
/6252.0.0.03.255.255.25567,108,86467,108,862
/7254.0.0.01.255.255.25533,554,43233,554,430
/8255.0.0.00.255.255.25516,777,21616,777,214
/9255.128.0.00.127.255.2558,388,6088,388,606
/10255.192.0.00.63.255.2554,194,3044,194,302
/11255.224.0.00.31.255.2552,097,1522,097,150
/12255.240.0.00.15.255.2551,048,5761,048,574
/13255.248.0.00.7.255.255524,288524,286
/14255.252.0.00.3.255.255262,144262,142
/15255.254.0.00.1.255.255131,072131,070
/16255.255.0.00.0.255.25565,53665,534
/17255.255.128.00.0.127.25532,76832,766
/18255.255.192.00.0.63.25516,38416,382
/19255.255.224.00.0.31.2558,1928,190
/20255.255.240.00.0.15.2554,0964,094
/21255.255.248.00.0.7.2552,0482,046
/22255.255.252.00.0.3.2551,0241,022
/23255.255.254.00.0.1.255512510
/24255.255.255.00.0.0.255256254
/25255.255.255.1280.0.0.127128126
/26255.255.255.1920.0.0.636462
/27255.255.255.2240.0.0.313230
/28255.255.255.2400.0.0.151614
/29255.255.255.2480.0.0.786
/30255.255.255.2520.0.0.342
/31255.255.255.2540.0.0.122
/32255.255.255.2550.0.0.011

こんな時に使う

  • 社内LANやVPCのIPアドレス設計で、必要なホスト数からサブネットのサイズを決めたい
  • ルーターやファイアウォールの設定で、CIDR表記とサブネットマスクを相互に変換したい
  • ネットワークの資格試験(CCNA等)の学習で、計算過程と答えを照らし合わせたい

計算の具体例

例1:192.168.1.0/24(一般的な家庭・小規模オフィス向け)

/24は8ビットがホスト部(32−24=8)のため、ホスト数は2^8=256個。うちネットワークアドレス(192.168.1.0)とブロードキャストアドレス(192.168.1.255)を除いた254個(192.168.1.1〜192.168.1.254)が使用可能なホスト範囲になります。

例2:10.0.0.0/26(50台程度の部署LANを想定)

/26はホスト部が6ビット(32−26=6)で、2^6=64個のアドレスを持ちます。使用可能なホストは64−2=62台。50台の機器を収容しつつ余裕を持たせたい場合、/25(126台)ではなく/26で十分と判断できる根拠になります。

よくある質問

Q. /31や/32の扱いはどうなっていますか?

/31はポイントツーポイント回線用の特殊な表記(RFC 3021)で、ネットワークアドレス・ブロードキャストアドレスの区別なく2つのアドレスとも使用可能です。/32はホスト1台を表す単一アドレスのため、利用可能ホスト数を1として扱っています。

Q. IPv6には対応していますか?

現在はIPv4のみに対応しています。IPv6のサブネット計算については今後の対応を検討します。

Q. 入力したIPアドレスは送信されますか?

計算はすべてブラウザ内で完結しており、外部サーバーへの送信は行いません。

Q. サブネットを手計算で求めるにはどうすればよいですか?

「256 − サブネットマスクの値」でブロックサイズを出し、その倍数で区切る方法があります。192.168.1.90/27の場合、マスクは255.255.255.224なので、ブロックサイズは256 − 224 = 32です。第4オクテットを0・32・64・96…と区切ると、90は64から95の区間に入るため、ネットワークアドレスは192.168.1.64、ブロードキャストアドレスは192.168.1.95、次のサブネットは192.168.1.96から始まります。このツールの「ブロックサイズ」「次のサブネット」で答え合わせができます。

Q. 50台の機器を収容するには、どのサブネットが必要ですか?

/26(サブネットマスク255.255.255.192)です。利用可能なホスト数は62台で、50台を収容して12台の余裕があります。1つ小さい/27は30台で足りません。「必要な台数からプレフィックスを求める」に台数を入力すると、収容できる最小のサブネットを確認できます。